こんにちは。院長の川崎です。
私が医学に興味を持ったきっかけは手塚治虫先生の有名な漫画、『ブラック・ジャック』です。当時、医学の内容をあれだけ詳細に描いた漫画はなく、人体の不思議さにあっという間に虜になりました。
又、高校時代から始めた少林寺拳法の技術の中に整法というものがあり、カイロプラクティックの様に関節をポキポキ整える技や、経絡秘孔を用いた治療法の不思議さに惹かれました。
中学時代からレーシングカー(スーパーカー世代ですので)にも興味を持っていた私は、まずはF1の世界で車体開発をやることを優先しました。そして、レースの成績や組織作りにある程度納得をした時点で会社を退職し、もうひとつの夢だった整体の道へ入りました。
東京の整体の学校で学んでいるうちに、自動車のエンジニアが人体のエンジニアへと変わりはしたものの、故障に対するアプローチも病気に対するアプローチも基本的な考え方に差は無いと感じていました。
そんな時に出会ったのが、オステオパシーというアメリカの医療体系の創始者である医師、スティル博士の書いた『オステオパシー:研究と実践(原題:Osteopathy: Research & Practice)』という本でした。そこには、究極のマシンである人体へメカニックがアプローチをする際の考え方や心構えが書いてあり、中でも『構造と機能がわかれば、治し方は自ずと見えてくる』という、エンジニアにとっては自明の理ともいえる言葉が強く印象に残りました。
巷に溢れる沢山のテクニックの習得に奔走するよりも、根本となる人体の構造と機能、そしてオステオパシーについて深く学びたいと思い、オーストラリアのメルボルンにあるRMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)の代替医療部オステオパシー科へ入学することを決意し、3年間学んできました。
そこで学んだ内容は解剖学、細胞学、神経学、生理学、病理学、薬理学、微生物学、遺伝学、免疫学、放射線学、オステオパシー検査、診断、治療テクニック、と多岐に渡り、得られた知識は常日頃から疑問に思っていた事に全て答えてくれるだけでなく、臨床での大きな自信へとつながりました。
帰国後、日本の整体業界の実情や顧客の傾向を勉強するため、東京の施療院で1年間働いた後、ここ宇都宮で開業しました。
宇都宮は以前働いていた会社がある所で、昔の仕事仲間もまだ大勢います。その時にお世話になった人や、栃木の人へのささやかな恩返しの意味も含め、実家のある東京ではなく、宇都宮で開業しました。一人でも多くの人の健康増進に役立てればと思っておりますので、お気軽にご連絡下さい。
〒320-0011
栃木県宇都宮市富士見ヶ丘4−10−18
最寄り公共交通機関
JR宇都宮駅(4.1km)、東武宇都宮線宇都宮駅(4.2km)、関東バス団地坂上停留所(42m)
JR宇都宮駅西口から富士見ヶ丘団地行きの関東バスに乗り、『団地坂上』で降りてから徒歩30秒です。詳細は公共交通機関でお越しの方をご覧下さい。
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